2019アジアカップ予選リーグ 勝ち点が同じ場合の順位のつけ方
AFCアジアカップ2019における、予選リーグ(グループステージ)で勝ち点が同じチームが複数発生した場合の順位のつけ方。
直接対決の結果重視
AFC主催の大会でよく採用される「直接対決」基準とも言うべき、直接対決の結果を重視したルールになっている。
ゆえに、順位は、以下の順番で考慮して決まる。
1.対象チーム間の勝ち点
対象チームが2チームの場合、その直接対決で勝った方が上ということ。
対象チームが3チーム以上の場合は、次の基準を当てはめることになる。
2.対象チーム間における得失点差
対象チームが2チームの場合は意味のない規定だが、3つ巴や4つ巴になった場合に意味を持つルール。
この場合、対象チーム間の勝ち点は同じになるものの、各試合のスコアが異なれば、A、B、Cの3チーム間における得失点差で優劣が決する場合が出てくる。
例)
A 1-0 B、B 2-1 C、C 3-0 A
この場合、
A 1-3(-2)
B 2-2(±0)
C 4-2(+2)
となって、Cが1位、Bが2位、Aが3位となる。
3.対象チーム間における総得点数
三つ巴や四つ巴になり、かつ、当該チーム間の得失点差も同じだった場合。
当該チーム間のゴール数で優劣を決める。
例)
A 1-0 B、B 2-1 C、C 3-2 A
A 3-3(±0)
B 2-2(±0)
C 4-4(±0)
となって、Cが1位、Aが2位、Bが3位となる。
4.トータルの得失点差
上記までで優劣がつけられない場合、対象チーム以外のチームとの対戦を含めたグループステージでの総得失点差で比較。
5.トータルのゴール総数
上記までで優劣がつけられない場合、対象チーム以外のチームとの対戦を含めたグループステージでの総得点で比較。
6.PK戦
勝ち点で並んだのが2チームのみで、上記までで優劣がつけられない場合、その2チームが第3戦に対戦している場合はPK戦を行って優劣を決める。
7.反則ポイント
上記5.までで優劣がつかず、かつ、6.のPK戦も行えない場合、反則ポイントを比較して優劣を決める。
反則ポイントの計算
イエローカードを-1、レッドカードを-3として合算する。
※「2枚目イエロー」による退場の場合は、-2ではなく、-3として計算する。
8.抽選
上記までで決まらない場合は抽選による。