2018W杯本大会 決勝トーナメント主なルール~延長戦交代枠ほか
2018FIFAワールドカップロシア大会・決勝トーナメントにおける主なルールの確認メモ。
延長戦
90分同点の場合(従来通り)
90分終了時点で同点の場合、15分ハーフの延長戦が行われる。
※延長前半と後半の間にはハーフタイムはない。
延長戦30分終了時点でも同点の場合はPK戦を行う。
※試合の勝敗は「引き分け」扱い。
延長戦交代枠(新ルール)
今大会では、延長戦に入った場合に限り、4人目の交代ができることになった。
※このルールが今後も継承されるかどうかは不明※
累積警告がリセットされる?
ワールドカップの試合では、「累積警告2枚(イエローカード1枚×2試合)」で、その選手は次の試合は出場できないとされているが…
1次リーグ(予選グループリーグ)でたまったイエローカードは、決勝トーナメントに入っても原則引き継がれる。
ただし…
準々決勝終了後、リセット
その累積警告(イエローカード1枚)も、準々決勝が終わったところでリセットされる。
これは、1次リーグから累積する警告だけでなく、決勝トーナメントに入ってから累積する警告についても同様。
準々決勝までに累積した警告は、準々決勝が終了したところで消滅する。
1次リーグ~準々決勝
「警告1枚」⇒累積
「警告1枚」⇒消滅
準決勝、決勝
これは、準決勝でイエローカード1枚もらったことで累積2枚になった選手が、決勝戦で出られなくなるという「興ざめ」を回避するためのルールと言われている。
もっとも、これは、「1枚イエロー」が次の試合に引き継がれなくなるというのみで、「一発レッド」、「2枚目イエロー退場」を食らった選手は、次の試合に出られないことには変わりがない。
なので、準々決勝で調子に乗ったり、準決勝でハイテンションになり過ぎると、次の試合(準決勝・決勝)に出られなくなるリスクは当然にある。